世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に11月2日に発表したレポートによると、9月の公的機関の金準備は前月比137.53トン増加の35821.36トンと、2ヶ月連続で増加となりました。公表されている金保有国ベスト100で、最も増加した国は引き続き中国(+26.1トン)、最も減少した国はカザフスタン(-0.8トン)でした。
国別にみると、中国は同26.1トン増加。11ヶ月連続で増加。インドも7.1トン増加となり、5ヶ月連続で増加。トルコは同7.7トン増と、4ヶ月連続で増加。ウズベキスタンは同9.0トン増と、2ヶ月連続で増加しております。
東欧では、チェコは同2.5トン増と7ヶ月連続で増加。また、ポーランドは同19.3トン増加と、6ヶ月連続で増加となりました。なお、今年に入り、合計105.0トン増加しております。
中東では、エジプトが同0.1トン増加。カタールは同1.6トン増加。UAEは同0.5トン増と、3ヶ月ぶりに増加に転じております。
東南アジアでは、フィリピンは同0.9トン増と、17ヶ月連続で増加。シンガポールは同2.9トン増加。他、アルゼンチン(+7.0トン)、セルビア(+0.2トン)、キルギス(+3.2トン)、モンゴル(+0.3トン)が増加しております。一方で、カザフスタンは同0.8トン減と、減少に転じております。
中東諸国の金準備
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東南アジア諸国の金準備
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東欧諸国の金準備
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