世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に発表したレポートによると、9月の公的機関の金準備は前月比12.2トン増加の36130.4トンでした。増加は6ヶ月連続。
公表されている金保有国ベスト100で前月から増加させた国は7ヶ国、減少させた国は5ヶ国。最も増加した国はポーランドで21.8トン増加、最も減少した国はカザフスタンで3.8トン減少。
国別にみると、中国は5ヶ月連続で購入を見送っております。ロシアも5ヶ月連続で増減が無かった模様。トルコは同3.7トン増と、16ヶ月連続で増加。インドは同5.8トン増と、9ヶ月連続で増加。一方、ウズベキスタンは同0.6トン減と2ヶ月連続で減少。カザフスタンは同3.8トン減と、5ヶ月連続で減少となっております。
欧州では、ポーランドは同21.8トン増と、7ヶ月連続で増加。チェコは同1.6トン増と、19ヶ月連続で増加。また、ハンガリーは同15.5トン増と、2021年3月以来の増加となっております。
中東では、イラクは同0.2トン増、エジプトは同0.1トン増と、共に2ヶ月連続で増加。一方、ヨルダンは同2.7トン減と、2ヶ月連続で減少。UAE、カタールは増減がありませんでした。他、シンガポールが同1.3トン減と、3ヶ月ぶりに減少。ボリビアは同0.1トン減少となっております。
中東諸国の金準備
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東南アジア諸国の金準備
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東欧諸国の金準備
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