投資部門別売買動向(月別、累計)

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東京証券取引所が発表した9月投資部門別売買動向(現物株と先物合計)によると、海外投資家は3兆0497億円の売り越しと、2ヶ月連続で売り越しとなりました。世界的な金融引き締めで世界景気が悪化するとの懸念が強まる中、世界の主要株価が大幅に下落したことに加えて、ドル建てでの価値の目減りを嫌い、日本株を売る動きが拡がった模様。1-9月期累計では5兆1230億円の売り越しとなっております。

一方、個人は1兆2164億円の買い越しと、2ヶ月連続で買い越しております。株価の下落が続く中、割安感の出た銘柄を中心に押し目買いの動きが強まった様です。1-9月期累計では2兆0838億円の買い越し。

自社株買いの動きが強まる中、事業法人は6401億円の買い越しとなりました。買い越しは16ヶ月連続。1-9月期累計では3兆7102億円の買い越し。

信託銀行は7994億円の買い越しでした。買い越しに転じるのは4ヶ月ぶり。1-9月期累計では8410億円の買い越し。

なお、9月も日銀のETF(上場投資信託)買い入れは行われずとなっております。買い入れを行わなかったのは3ヶ月連続。

 

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