世界の金ETF
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有力産金界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が10月6日に公表した「Gold-Backed ETF FLOWS」によると、9月末の世界の金ETF(上場投資信託)関連(167銘柄)の金保有残高は前月末比102.45トン減少の3548.46トンでした。減少は5ヶ月連続で、減少幅は2021年3月(111.91トン減少)以来の大きさとなっております。
FRBによる積極的な利上げが継続するとの観測が拡がる中、ドル独歩高や米長期金利の高止まりが続いているため、金を手放す動きが続いた様です。
地域別で見てみると、最も減少した地域は引き続き北米で同59.68トン減、欧州も同41.51トン減となり、共に5ヶ月で減少。今年最大の減少幅となっております。その他地域も同1.29トン減少。一方で、アジアは同0.03トン増加となりました。
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