ISM米製造業景況感指数

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米サプライマネジメント協会(ISM)が10月1日に発表した9月米製造業景況感指数は47.2と、前月から横ばい。市場予想(47.5)を下回り、景況拡大と縮小の分岐点である50を6ヶ月連続で下回りました。企業はFRBが始めた利下げや米大統領選の自社への影響を見極めており、新たな投資を手控えている模様。

一方、10月3日に発表された9月米非製造業(サービス業)景況感指数は前月比3.4ポイント上昇の54.9と、昨年2月(55.0)以来1年7ヶ月ぶり高水準でした。市場予想(51.7)も上回り、節目の50を3ヶ月連続で上回っております。「不況」の水準にある製造業と比べ、サービス需要の底堅さが示されております。

◆米港湾スト、運営側と暫定合意

米東海岸とメキシコ湾岸の港湾労働者は10月3日に、港湾運営側と賃上げを巡り暫定合意しました。3日間にわたったストライキは即時終結する見込み。ロイター通信によると、暫定合意は、6年間で賃金を約62%引き上げる内容。

国際港湾労働者協会(ILA)と使用者団体の米海運連合(USMX)は声明で、主契約期間を2025年1月15日まで延長し、その他の未解決の問題について交渉を再開すると説明。「現在の闘争を即時停止し、主契約に基づく全ての業務を再開する」としております。

 

 

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