ECBの政策金利
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欧州中銀(ECB)は7月18日に、定例理事会を開催。政策金利を据え置くことを全会一致で決定しました。据え置きは4月会合以来、2会合ぶり。インフレ率は鈍化傾向にあるものの、ECBが掲げる2%物価目標の持続的な達成に向けて、物価動向をさらに見極める必要があると判断。声明で「域内物価圧力は依然として大きい」と指摘。物価目標の達成に向けて「必要な限り、政策金利を十分に景気抑制的な水準に維持する」と改めて表明しております。
なお、声明公表後の記者会見で、ラガルド総裁は9月の会合でも得られる全ての指標に基づき、利下げの是非を判断する考えを強調。「今後の金利の方向性は事前に決めていない」と牽制しております。
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