ECBの政策金利
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欧州中央銀行(ECB)は2月27日に、定例理事会議事要旨(1月30日開催分)を公表。仮に利下げを見送れば「需要を過度に抑制する」として、金融引き締めによる物価の下振れに警戒を示す意見が多かったことが明らかとなりました。
議事要旨によると、複数の理事会メンバーが「インフレ鈍化は順調に進んでいる」との認識で一致。一方で、欧州景気の見通しは「下振れリスクが高い」との言及があった模様。エネルギーや食品の価格上昇を警戒しつつも、景気減速は「長期的な物価の下振れリスクを伴う」との意見もあった様です。
なお、ECBは3月6日に定例理事会を開催予定ですが、市場では5会合連続で利下げを決定するとの見方が拡がっております。また、今会合では四半期ごとに公表される最新の景気・物価見通しも示される予定。
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