ECBの政策金利

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欧州中銀(ECB)は2月22日に定例理事会議事要旨(1月25日)開催分を公表。利下げ議論は時期尚早との考えが理事会の総意で、2%物価目標の持続的な達成への確信を得るためには、インフレ収束過程の更なる進展が必要だと確認したことが明らかとなりました。

利下げ議論に関して、「早すぎる政策金利引き下げのリスクは、遅すぎる利下げリスクをなお上回る」との見方。経済活動が予想以上に力強く回復するなどしてインフレ圧力が高まった際に方針転換することは、高いレピュテーションリスクを伴う可能性があると指摘。また、「インフレ収束の過程は依然脆弱だ」とした上で、「早期に手を緩めると、せっかくの進展が台無しになりかねない」との考えで、政策の継続性や慎重さ、忍耐が依然として必要だと示唆した。ただ、インフレ率が物価目標に向かって回復するとの確信を強めたとしております。

 

 

 

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