ECBの政策金利
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欧州中央銀行(ECB)は6月15日に定例理事会を開催し、0.25%の追加利上げを決定。主要政策金利を4.00%、銀行が中央銀行に預ける際の金利(中銀預金金利)は3.50%に引き上げております。利上げは8会合連続。
声明で、物価動向に関して「一部で軟化の兆しが見られるものの、依然として強い」と指摘。一方で、過去の利上げについて「経済全体に徐々に影響を及ぼしている」と分析し、インフレ率の抑制に一定の効果を上げているとの見方を示しております。
ラガルド総裁は記者会見で、好調な労働市場を背景とした賃金増加などが物価上昇の圧力となっていると指摘。経済指標に大きな変更がない限り「7月に利上げを継続する可能性は高い」と述べております。
なお、ECBは景気を下支えする量的緩和策として導入している資産購入プログラム(APP)に関して、償還資金の再投資を7月1日に終了することを決定しております。。
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