世界の原油需給見通し

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米エネルギー情報局(EIA)は5月12日に、短期エネルギー見通し(STEO)を公表。ホルムズ海峡の事実上の封鎖状態が5月末まで続き、来月から段階的に通航が再開されるとの見方を示しました。EIAは、中東の原油生産量は5月​に日量1080万バレル減少し、減少がピークに達すると予測。なお、4月はイラク、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、バーレーンの合計で日量1050万バレルの原油生産が失われた模様。イランがホルムズ​海峡を事実上封鎖する中、中東では原​油貯蔵余力が減り、原油の減産を強いられております。

2026年世界石油在庫は日量260万バレル減少すると予測。前月見通し(約30万バレル)⁠から大幅に引き上げております。また、ブレント原油価格は5~6月に平均で1バレル=106ドル近辺で推移し、⁠中東の生産が回復し始める見込みの10-12月期に平均89ドル前後まで下落すると​の見通しを示しております。

2026年米ガソリン小売価格は平均で1ガロン当たり3.88ドルになると予測。前月見通しから約0.18ドル引き上げております。

世界需給について、2026年世界原油生産量は前年比日量475万バレル減の日量1億0160万バレルと予測。前月見通し(日量1億0427万バレル)から日量267万バレル引き下げております。

世界石油消費量は前年比日量18万バレル増の日量1億0415万バレルと予測。前月見通し(日量1億0456万バレル)から日量41万バレル引き下げております。日量255万バレルの供給不足となる見込み。

2027年世界原油生産量は前年比日量790万バレル増の日量1億0950万バレルと予測。前月見通し(日量1億0947万バレル)から日量3万バレル引き上げております。

世界石油消費量は前年比日量149万バレル増の日量1億0564万バレルと予測。前月見通し(日量1億0616万バレル)から日量52万バレル引き下げております。日量386万バレルの供給過剰となる見込み。

 

中国の石油需要見通し(2026年)

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中国の需要については、2026年は前年比日量22万バレル増の日量1682万バレル(前月見通しは日量1682万バレル)、2027年は前年比日量18万バレル増の日量1700万バレル(前月見通しは日量1703万バレル)と予測しております。

 

米国の原油需給見通し(2026年)

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米国については、2026年米原油生産量を前年比日量6万バレル増の日量1365万バレルと予測。前月見通し(日量1351万バレル)から日量14万バレル上方修正しております。

2027年は前年比日量45万バレル増の日量1410万バレルと予測。前月見通し(日量1395万バレル)から日量15万バレル引き上げております。実現すれば、2025年の日量1359万バレルを上回り、過去最高となる見込み。

2026年米石油消費量は前年比日量10万バレル増の日量2071万バレルと予測。前月見通し(日量2057万バレル)から日量14万バレル上方修正。

2027年は前年比日量2万バレル減の日量2069万バレルと予測。前月見通し(日量2072万バレル)から日量3万バレル引き下げております。

原油価格については、2026年WTI原油価格は85.68ドル(前月見通しは87.41ドル)、2027年は74.39ドル(前月見通しは72.43ドル)と予測。

ブレント原油は、2026年は94.85ドル(前月見通しは96.00ドル)、2027年は79.39ドル(前月見通しは76.09ドル)と予測しております。

 

 

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