世界の石油需給見通し(四半期別)

↓クリックすると拡大します↓

 

産油国の財政均衡原油価格はこちら

米エネルギー情報局(EIA)は10月6日に、短期エネルギー見通し(STEO)を公表。世界最大級の産油国であるサウジアラビアの主要な輸出ルートとなっている東西を結ぶパイプラインが攻撃されたことは、原油の流通や価格にさらなる混乱が生じるリスクを浮き彫りにしていると指摘。併せてディーゼル燃料の供給が異例の逼迫状態にあることなどを背景に、原油価格は高止まりが続くとの見通しを示しました。

9月に過去最高値を更新した米国のディーゼル燃料小売価格は10月に1ガロン=6ドル超で推移した後、2027年は平均で約4.50ドルになると予測しました。世界の原油在庫が急速に減少していることや、米国とイスラエルによるイラン攻撃でディーゼル燃料在庫が逼迫した状態が続いていることを背景に、2027年の原油とディーゼル燃料の価格見通しを引き上げております。

 

世界の石油需給見通し(2026年)

↓クリックすると拡大します↓

 

世界需給について、2026年世界原油生産量は前年比日量520万バレル減の日量1億0109万バレルと予測。前月見通し(日量1億0062万バレル)から日量47万バレル引き上げております。

世界石油消費量は前年比日量197万バレル減の日量1億0243万バレルと予測。前月見通し(日量1億0259万バレル)から日量16万バレル引き下げております。引き下げは7ヶ月連続。日量134万バレルの供給不足となる見込み。

2027年世界原油生産量は前年比日量846万バレル増の日量1億0955万バレルと予測。前月見通し(日量1億0988万バレル)から日量33万バレル引き下げております。

世界石油消費量は前年比日量221万バレル増の日量1億0464万バレルと予測。前月見通し(日量1億0498万バレル)から日量34万バレル引き下げております。日量491万バレルの供給過剰となる見込み。

 

中国の石油需要見通し(2026年)

↓クリックすると拡大します↓

 

中国の需要については、2026年は前年比日量56万バレル減の日量1602万バレルと予測。前月見通し(日量1608万バレル)から日量6万バレル引き下げております。下方修正は3ヶ月連続。

2027年は前年比日量27万バレル増の日量1629万バレルと予測。前月見通し(日量1645万バレル)から日量16万バレル引き下げております。引き下げは7ヶ月連続。

 

米国の石油需給見通し(2026年)

↓クリックすると拡大します↓

 

米国については、2026年米原油生産量を前年比日量21万バレル増の日量1387万バレルと予測。前月見通し(日量1383万バレル)から日量4万バレル引き上げております。上方修正は6ヶ月連続。

2027年は前年比日量43万バレル増の日量1430万バレルと予測。前月見通し(日量1426万バレル)から日量4万バレル引き上げております。上方修正は3ヶ月連続。実現すれば、2025年の日量1366万バレルを上回り、過去最高となる見込み。

2026年米石油消費量は前年比日量14万バレル減の日量2060万バレルと予測。前月見通し(日量2058万バレル)から日量2万バレル上方修正。

2027年は前年比日量21万バレル増の日量2081万バレルと予測。前月見通し(日量2080万バレル)から日量1万バレル上方修正しております。

原油価格については、2026年WTI原油価格は88.21ドル(前月見通しは84.65ドル)、2027年は79.74ドル(前月見通しは69.74ドル)と予測。

ブレント原油は、2026年は96.32ドル(前月見通しは91.01ドル)、2027年は83.74ドル(前月見通しは73.74ドル)と予測しております。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。