NY白金
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英金融大手HSBCは7月22日付レポートで、ファンダメンタルズが力強いことを理由に、白金とパラジウムの価格見通しを上方修正しました。白金平均価格は2025年が1215ドル(従来見通しは1030ドル)、2026年は1445ドル(従来見通しは1310ドル)と予測し、共に従来見通しから引き上げております。ただ、HSBCは強気な見通しを示しながらも、上昇ペースが急速だとして調整局面が視野に入っていると指摘しております。
パラジウム平均価格は2025年が1100ドル(従来見通しは977ドル)、2026年は1135ドル(従来見通しは985ドル)と予測し、共に従来見通しから上方修正。
HSBCは、白金は宝飾品需要が急速に拡大し、金と激しく競合しているとし、金よりも安価な代替資産として投資家の需要も増えているとしました。なお、白金の供給不足が深刻化し2026年までに90万オンスを上回る供給不足に陥ると予測した一方、パラジウムはこれまでの大幅な供給不足が2026年までに縮小に向かうと見込んでおります。
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