OECD加盟国の原油在庫
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◆IEA
国際エネルギー機関(IEA)は、7月13日に月報を公表。2023年世界石油需要見通しを前年比日量220万バレル増の日量1億0210万バレルと予測。引き続き過去最高となるものの、前月見通しから日量20万バレル引き下げております。世界的な金融引き締めによる景気減速で、欧州を中心に需要が減少する見通し。
2023年世界原油供給見通しは前年比日量150万バレル増の日量1億0150万バレルと、前月見通しから日量20万バレル引き上げております。イランの増産が主因。
◆EIA
米エネルギー情報局(EIA)は、7月11日に、短期エネルギー見通し(STEO)を公表。2023年世界原油生産量は前年比日量125万バレル増の日量1億0110万バレルと予測。前月見通し(前年比日量152万バレル増の日量1億0137万バレル)から日量27万バレル引き下げております。
一方、2023年世界石油消費量を前年比日量176万バレル増の日量1億0116万バレルと予測。前月見通し(前年比日量159万バレル増の日量1億0101万バレル)から日量15万バレル引き上げたため、世界需給は日量6万バレルの供給不足となる見込み。
2024年世界原油生産量は前年比日量147万バレル増の日量1億0257万バレルと予測。前月見通し(前年比日量132万バレル増の日量1億0269万バレル)から日量12万バレル引き下げました。
一方、2024年世界石油消費量を前年比日量164万バレル増の日量1億0280万バレルと予測。前月見通し(前年比日量170万バレル増の日量10271万バレル)から日量9万バレル引き上げたため、2024年も世界需給は日量23万バレルの供給不足となる見込みとなっております。
◆OPEC
石油輸出国機構(OPEC)は、7月13日に月報を公表。2023年世界石油需要の伸びは前年比日量244万バレル増と予測。前月見通し(前年比日量234万バレル増)から引き上げております。
初めて公表された2024年は前年比日量225万バレル増の日量1億0425万バレルと予測した。景気が逆風となるにもかかわらず、中国とインドの需要が伸びると見込んでおります。
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