IMFの世界経済見通し
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国際通貨基金(IMF)は10月11日に、最新の世界経済見通しを公表。2023年の世界成長率を2.7%と、7月時点の見通しから0.2ポイント引き下げております。この時期に公表する翌年の見通しで3%割れを見込むのは2000年以降では初めて。2022年は3.2%とし、7月時点の見通しで据え置きました。
世界の経済規模の3分の1以上に相当する地域が2023年にかけて、少なくとも2半期連続のマイナス成長に陥ると予想。石油価格や金利の国際的な上昇を背景に、2023年の世界成長率が2%を下回る可能性は約25%あるとしております。
なお、IMFのチーフエコノミストであるピエール・オリビエ・グランシャ氏は、「最悪期はこれからだ。多くの人にとって、来年は景気が後退しているように感じられるだろう」と警告しました。
IMFの世界経済見通し
2022年 |
2023年 |
|
世界全体 |
3.2%(0.0) |
2.7%(-0.2) |
米国 |
1.6%(-0.7) |
1.0%(0.0) |
ユーロ圏 |
3.1%(0.5) |
0.5%(-0.7) |
英国 |
3.6%(0.4) |
0.3%(-0.2) |
中国 |
3.2%(-0.1) |
4.4%(-0.2) |
インド |
6.8%(-0.6) |
6.1%(0.0) |
日本 |
1.7%(0.0) |
1.6%(-0.1) |
※豊トラスティ証券作成
※カッコ内は7月時点からの修正幅
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