IMM通貨(円)のネット・ロング
↓クリックすると拡大します↓
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは1月17日時点で前週比1万2416枚増加のマイナス2万2961枚となり、2週連続で増加中。日銀金融政策決定会合を控えて、売りポジションを解消する動きが強まった様です。
ただ、日銀は現行の大規模な金融緩和策の維持した上で、実質的な緩和強化ともとれる共通担保資金供給オペ(公開市場操作)の拡充を決定。円高や金利上昇への警戒感が一旦後退しております。ただ、日銀が新総裁の下で金融正常化を進めるとの見方は根強いだけに、このまま2021年3月9日(6514枚)以来の買い越しとなるか注目されます。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。