IMM通貨(円)のネット・ロング

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米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)は1月24日時点で2万1635枚の売り越しとなっております。

FOMC(米連邦公開市場委員会)を控える中、FRBが利上げペースを減速するとの期待や日銀の政策修正観測を背景にポジション調整の動きが続いており、3週連続で売り越し幅は縮小しております。

日銀は今月の金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和策の維持した上で、実質的な緩和強化ともとれる共通担保資金供給オペ(公開市場操作)の拡充を決定しました。ただ、日銀が新総裁の下で金融正常化を進めるとの見方は根強く、日米金利差縮小観測が再度強まる様だと、2021年3月9日(6514枚)以来のネット・ロングとなる可能性もありそうです。

 

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