NY金

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米金融大手JPモルガン・チェースは10月23日に、金平均価格が2026年末までに1オンス=5055ドルに達する可能性があるとの見通しを示しました。この見通しは「投資家の需要と中銀の金購入が、2026年に四半期当たり平均約566トンになるとの予測」に基づいているとしております。

同行のグローバル・コモディティ戦略責任者は、「金は今年、我々が最も確信を持って買いポジションを維持する資産であり、FRBの利下げサイクル開始に伴い、一段の上昇余地がある」と指摘。金価格が2028年までに6000ドルに達するという長期目標を改めて示した上で、金は数年単位の視点で見る必要があると強調しております。

◆JPモルガンCEO、金価格は1万ドル到達の可能性も

米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は10月14日に、ワシントンで開かれたフォーチュン誌主催の会議「モスト・パワフル・ウーマン」で、4%の保有コストが掛かることを理由に金を購入していないとした上で、「現在の環境では金価格が5000ドル、1万ドルに達してもおかしくない」と述べております。

また、「ポートフォリオに金を少し入れておくことは半ば合理的」と語り、金保有には一定の合理性があるとの考えを示しました。歴史的な急騰を見せている現在の金価格が割高かどうかについては明言を避けております。

 

 

 

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