ND倍率

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日経平均株価を米ダウ工業株30種平均で割った「ND倍率」は5月25日に0.94倍と、2021年3月月3日(0.95倍)以来約2年ぶりの高水準となっております。翌26日は0.93倍にやや低下したものの、引き続き高水準を維持しております。

出遅れ感のあった日本株が買われている一方、ダウ工業株30種平均は足踏みが続いており、「ND倍率」は水準を切り上げております。日銀の植田総裁が、金融緩和を当面継続することを示唆する発言を繰り返し、日銀による金融緩和政策修正への期待が薄れる一方、FRBによる追加利上げ観測が再燃し、米景気の下押し懸念が拡がる中、日米の金融スタンスの違いを意識した動きが続いている模様。とは言え、アベノミクス以後の平均値も上回って来ており、相場の過熱感も意識され始めている模様。

 

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