NY白金
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先週のNY白金(中心限月)は、9月9日に1892.5ドルまで上昇するも、200日平均線を上抜くことができず。原油相場の急騰を受けてインフレ再燃懸念が強まる中、米長期金利が上昇したことが嫌気されて、10日は急反落となりました。FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて上値の重い展開が続く中、その後15日まで4営業日続落。16日に1739.4ドルまで下げるも、50日平均線を維持したことから、安値は買い拾われて5営業日ぶりに反発に転じました。
FRBはFOMCで全会一致で3年2ヶ月ぶりに利上げを決定。ウォーシュFRB議長は声明公表後の記者会見で、「インフレ率は依然として高い水準にある上に、その状況が長く続いている」と述べ、物価上昇への警戒を改めて示しました。FOMCメンバーの政策金利見通しである「ドット・チャート」でも年内あと1回の利上げの可能性が示唆されたことから、米長期金利が上昇。
また、主要通貨に対してドルが買われる展開となり、相対的にドル建て商品に割高感が意識される中、17日に一時1758.3ドルまで下げる場面も見られております。ただ、全会一致で利上げを決定し、ウォーシュ議長がインフレ抑制に取り組む姿勢を示したことで、FRBに対する市場の信認が高まり、米長期金利が低下したため、安値は買い拾われております。
前述のようにFRBに対する市場の信認が高まったことを受けて米長期金利の上昇は一服していますが、原油相場が100ドルを維持する中でインフレ再燃懸念は根強いようです。
そのため、米長期金利が高止まりする中、引き続き上値の重い展開が続きそうです。一方で、MACDが下げ止まりの動きを見せ始める中、安値は買い拾われやすくなっております。目先は50日平均線や7月1日を起点としたアップ・トレンドをサポートに、100日平均線を上抜くようですと、再度1900ドルを試す展開になることも想定されます。
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