NY白金
↓クリックすると拡大します↓
©Copyright Jiji Press Ltd. All rights reserved
・WPICの需給レポートはこちら
・ジョンソン・マッセイ社の需給レポートはこちら
・バルテラ・プラチナムの白金生産量はこちら
・中国の白金輸入量はこちら
NY白金(中心限月)は、米長期金利の上昇やドル高が続いていることに加えて、テクニカル的にも切り下がって来ている100日平均線でレジスタンスを受ける中、上値の重い展開が継続。一方で、安値拾いの買いが入る中、1700ドルを挟んだ揉み合いが続いていたものの、9月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、FRBによる早期利上げ観測が再燃したことを受けて急落。14日は7月29日以来の安値で終了となりました。
9月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.7%上昇。5月以来4ヶ月ぶりに前月(3.4%上昇)から伸びが加速し、市場予想(3.6%上昇)も上回りました。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数も2.6%上昇と、前月(2.4%上昇)から伸びが加速。根強いインフレ圧力が確認されたことを受けて、FRBによる早期利上げ観測が再燃。米長期金利が一時5.32%まで上昇。また、ドル指数が一時102.945まで上昇し、昨年4月10日以来の高値を付ける中、相対的にドル建て商品の割高感が意識されたようです。
15日に1603.0ドルまで下げる場面も見られるも、節目の1600ドルは維持。9月米卸売物価指数(PPI)も前年同月比6.3%上昇と、市場予想(5.5%上昇)を上回り、インフレ圧力の高まりが改めて意識されたものの、企業の資金調達コストが一段と増えるとの懸念からハイテク株が急落したことを受けて「安全資産」として米国債が買われたため、米長期金利が低下。安値拾いの買いが入る中、15日は反発に転じました。翌16日も続伸となっております。
テクニカル的に一目均衡表の雲や100日平均線がレジスタンスとして意識される中、上値の重い展開が続きそうですが、相対力指数(RSI)が40%を割り込んでいる上に需給のひっ迫感が根強い中、引き続き安値拾いの買いが相場を下支えしそうです。目先は9月9日を起点としたダウン・トレンドを上抜くことができるか注目されます。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。
