NY金

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昨晩のNY金(中心限月)前営業日比124.70ドル高の4545.30ドルで終了。米長期国債の買い戻し枠拡大を受けて米長期金利が低下したことが好感されて、急反発となりました。

米財務省は8月19日に、米長期国債の買い戻し枠について、1回当たりの上限額を少なくとも2倍超の40億ドルに拡大する方針を発表。原油価格高止まりによるインフレ懸念などを背景とした長期金利の上昇を抑制する狙い。これを受けて、米長期金利が急低下する中、金利を生まない資産である金の投資妙味が高まり、見直し買いが入ったようです。また、米長期金利の低下を受けて、主要通貨に対するドルが売られる展開となり、相対的にドル建て商品に割安感が生じたことも好感された模様。一時4582.8ドルまで上昇するなど、200日平均線を突破。6月4日以来の4500ドル台を回復しております。

目先は200日平均線を維持しつつ、1月29日の高値5586.2ドルから6月30日の安値3955.4ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準4578.4ドルを上抜くことができるか注目されます。

なお、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(7月28、29日開催分)が公表され、多くの参加者はインフレが低下しなければ、今後利上げが必要になると判断したことが明らかとなり、タカ派な内容となったものの、最近のFRB高官の発言をほぼ反映した内容だったことに加えて、米景気の減速を示す米経済指標の発表が相次ぎ、FRBによる早期利上げ観測が後退する中、市場への影響は限定的だったようです。

 

 

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