NY金

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昨晩のNY金(中心限月)前営業日比26.40ドル高の4467.50ドルで終了となり、4営業日続伸。先週末に発表された7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比2.3万人減となり、市場予想(8万人増)に反して減少。FRBによる早期利上げ観測が後退し、金利の付かない資産である金に投資妙味が増すと見た買いが入る中、10日に6月4日以来の4400ドル台を回復。

昨晩発表された7月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇。中東情勢が再度緊迫化し、原油価格が上昇する中でも、伸び率は前月(3.5%上昇)を下回り、2ヶ月連続で鈍化したことから、一時4502.7ドルまで上昇する場面も見られております。急ピッチな上昇に対する警戒感は強まっているものの、このまま終値ベースでは6月4日以来の4500ドル台を回復し、200日平均線を突破できるか注目されます。

なお、CMEが公表している「フェドウォッチ」によると9月に利上げを行うとの見方は8月12日時点で40.6%、据え置きは59.4%となり、利上げ予想を逆転しております。

そのため、目先は14日に発表される7月米小売売上高に注目が集まりそうです。小売売上高は6月まで5ヶ月連続でプラスとなるなど、消費は底堅く推移していますが、7月平均時給は前年同月比3.2%上昇と、伸び率は2021年5月の低水準に留まりました。賃金の伸びが物価高に追いつかない状態が続いており、個人消費の勢いに陰りが出かねないとの懸念が出始めております。

 

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