石油輸出国機構(OPEC)が4月14日に発表した月報によると、3月の加盟国の産油量は前月比日量8.6万バレル減の日量2879.7万バレルとなっております。国別では、サウジアラビアは前月比日量4.4万バレル増加。
なお、OPECは「OPECプラス」が今月発表した減産方針の影響で、今夏の石油需要に下振れリスクが生じる可能性があるとしました。米国のドライブシーズンに伸びる需要について「金融引き締めで経済が弱含めば、この季節的な力を一部相殺する可能性がある」と指摘。「世界経済には高インフレや金融引き締め、金融市場の安定、債務水準といった潜在的課題がある」との見方を示しております。2023年世界石油需要見通しは前年比日量232万バレル増とし、前月見通しで据え置いております。
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