石油輸出国機構(OPEC)は10月9日に公表した2023年版世界石油見通しで、2045年世界石油需要量を日量1億1600万バレルと、2022年比で16.4%増加すると予想しました。インドや中国を含むアジアのほか、アフリカ、中東で需要が伸びるとの見方が理由。2022年版(日量1億0980万バレル)から予想を引き上げております。

中期予想も上方修正し、2028年世界石油需要量を2022年比10.6%増の日量1億1020万バレルと予測。OPECはこれらの予想に基づき、石油需要を満たすためには2045年までに総額14兆ドルの投資が必要だと分析。2022年版(12兆1000億ドル)から上積みしております。

なお、OPECのガイス事務局長は「新たな石油プロジェクトへの投資をやめようと呼び掛けることは誤りで、エネルギーと経済の混乱を引き起こす恐れがある」と警告しました。

 

 

 

 

 

 

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