OPEC加盟国の原油生産量
↓クリックすると拡大します↓
石油輸出国機構(OPEC)が1月15日に発表した月報によると、昨年12月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量2.6万バレル増加の日量2674.1万バレルと、小幅ながら3ヶ月連続で増加となりました。加盟12ヶ国中、増加した国は7ヶ国、減少した国は4ヶ国、1ヶ国は変わらずでした。
国別では、OPECの盟主であるサウジアラビアは前月比日量2.4万バレル減の日量893.8万バレル。2ヶ月連続で減少しております。リビアは前月比日量5.2万バレル増加、ナイジェリアは前月比日量3.0万バレル増加と、共に3ヶ月連続で増加しております。
OPEC非加盟は前月比日量4.0万バレル減少の日量1391.3万バレルと、減少に転じました。ロシアは前月比日量0.6万バレル減の日量898.5万バレル。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」全体では前月比日量1.5万バレル減少の日量4065.4万バレルと、3ヶ月ぶりに減少に転じております。
OPEC加盟国の原油生産量
↓クリックすると拡大します↓
2024年世界石油需要は前年比日量154万バレル増の日量1億0375万バレルとし、前月見通しから日量7万バレル下方修正。2025年も前年比日量145万バレル増の日量1億0520万バレルと、前月見通しから日量7万バレル下方修正。共に6ヶ月連続で引き下げております。初めて公表された2026年については、前年比日量143万バレル増の日量1億0663万バレルと予測。
中国の需要については、2024年は前年比日量38万バレル増と、前月見通しから日量5万バレル下方修正。2025年は前年比日量31万バレル増と、前月見通しから日量5万バレル下方修正。共に6ヶ月連続で引き下げております。初めて公表された2026年については、前年比日量27万バレル増と予測。
OPECの世界原油需要見通し
↓クリックすると拡大します↓
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。