OPEC加盟国の原油生産量

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石油輸出国機構(OPEC)が2月13日に発表した月報によると、1月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量35.0万バレル減少の日量2634.2万バレルと、減少に転じました。

国別では、イラクが前月比日量9.8万バレル減、クウェートが前月比日量10.9万バレル減、アルジェリアが前月比日量4.7万バレル減、リビアが前月比日量16.2万バレル減となっております。一方、自主減産を行っているサウジアラビアは、前月比日量2.5万バレル増の日量896.5万バレルとなっております。UAEは前月比日量3.1万バレル増加。

なお、2024年世界石油需要は前年比日量224万バレル増の日量1億0440万バレルと予測。前月見通し(日量1億0436万バレル)から、やや上方修正されました。

2025年は前年比日量185万バレル増の日量1億0621万バレルと予測。前月見通し(日量1億0625万バレル)から、やや上方修正されたものの、前年比では2024年の需要が上方修正されたため、前月と変わらず。

OPECは、「前向きな成長トレンドは2024年上半期まで続くと予想。2024年と2025年の世界成長率見通しを0.1%引き上げております。なお、OPECのガイス事務局長は、ロイター通信とのインタビューで、2024年まで旺盛な需要が続くと確信していると述べております。

 

 

 

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