OPEC加盟国の原油生産量

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石油輸出国機構(OPEC)が3月12日に発表した月報によると、2月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量15.4万バレル増加の日量2686.0万バレルと、2ヶ月連続で増加しました。加盟12ヶ国中、増加した国は10ヶ国。減少した国は、コンゴ、ガボンの2ヶ国でした。

国別では、OPECの盟主であるサウジアラビアは前月比日量1.8万バレル増の日量895.9万バレル。UAEは前月比2.4万バレル増、イランは前月比日量3.5万バレル増、ナイジェリアは前月比日量3.4万バレル増となっております。

 

OPEC加盟国の原油生産量

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2025年世界石油需要は前年比日量145万バレル増の日量1億0375万バレルとし、前月見通しで据え置き。据え置きは3ヶ月連続。2026年も前年比日量143万バレル増の日量1億0663万バレルと、前月見通しで据え置いております。

OPECは「トランプ米政権の関税政策により、貿易を巡る懸念がボラティリティー拡大につながる可能性があるが、世界経済は対応出来る」との見方を示しております。

中国の需要については、2025年は前年比日量31万バレル増の日量1699万バレルと、前月見通し(日量1698万バレル)とほぼ変わらず。2026年は前年比日量26万バレル増の日量1725万バレルと、前月見通し(日量1725万バレル)で据え置いております。

 

OPECの世界原油需要見通し

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