OPEC加盟国の原油生産量

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石油輸出国機構(OPEC)が3月12日に発表した月報によると、2月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量20.3万バレル増加の日量2657.1万バレルと、2ヶ月連続で増加となりました。リビア(前月比日量14.4万バレル増)、ナイジェリア(前月比日量4.7万バレル増)が増加したことが主因。

他では、サウジアラビアは前月比日量1.8万バレル増の日量898.0万バレルとなっております。UAEは前月比日量0.7万バレル増、イラクは前月比日量1.4万バレル減でした。

なお、2024年世界石油需要は前年比日量225万バレル増の日量1億0446万バレル(前月見通しは日量1億0440万バレル)、2025年は前年比日量184万バレル増の日量1億0630万バレル(前月見通しは日量1億0625万バレル)と予測。共に前年からの増加分は前月と変わらずでした。

OPECは、2023年末にかけての経済成長が2024年の上半期も続くとし、2024年世界経済成長率を2.8%と予測。前月見通しから0.1ポイント引き上げております。2025年は2.9%で据え置いております。また、中東の紛争や供給停止が2024年の原油価格を支えている一方で、高金利が重しになっていると指摘しております。

 

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