OPEC加盟国の原油生産量

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石油輸出国機構(OPEC)が4月11日に発表した月報によると、3月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量0.3万バレル増加の日量2660.4万バレルと、小幅ながら3ヶ月連続で増加となりました。

国別では、サウジアラビアは前月比日量2.0万バレル増の日量903.7万バレル。UAEは前月比日量0.6万バレル減、イラクは前月比日量2.3万バレル減、イランは前月比日量2.7万バレル増、リビアは前月比日量0.2万バレル減でした。

なお、2024年世界石油需要は前年比日量225万バレル増の日量1億0446万バレルとし、前月見通しで据え置いております。2025年は前年比日量185万バレル増の日量1億0631万バレルと、前月見通し(日量1億0630万バレル)とほぼ変わらず。

OPECは、「(世界景気は)下振れリスクは幾分あるものの、年初からの勢いが持続することで、2024年世界経済成長率は一段と上振れる可能性がある」と指摘。また、「夏季に堅調な石油需要が見込まれることは、先行き不透明感が漂う中、健全で持続可能な需給バランスを確保するため、注意深い市場監視を正当化するものだ」としております。なお、今年の世界経済成長率については、2.8%と、前月見通しで据え置いております。

 

 

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