OPEC加盟国の原油生産量
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石油輸出国機構(OPEC)が8月10日に発表した月報によると、7月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量83.6万バレル減の日量2731.0万バレルと減少に転じ、2021年9月(日量2721.0万バレル)以来の低水準に留まった様です。サウジアラビアが自主減産を行っていることが主因。サウジアラビアの産油量は、前月比日量94.3万バレル減の日量901.3万バレル。
2023年世界石油需要は前年比日量244万バレル増の日量1億0201万バレル、2024年は前年比日量225万バレル増の日量1億0425万バレルと、いずれも前月見通しで据え置いております。
なお、OPECは2023年下半期(7~12月)の石油市場のファンダメンタルズは健全との見通しを示し、2024年の石油需要は堅調との従来予想を据え置きました。世界経済成長見通しが、やや改善したことを理由に挙げております。
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