OPEC加盟国の原油生産量
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石油輸出国機構(OPEC)が9月10日に発表した月報によると、8月のOPEC加盟国の産油量は前月比日量19.6万バレル減少の日量2658.8万バレルと、減少に転じました。加盟12ヶ国中、増加した国は8ヶ国、減少した国は3ヶ国、1ヶ国は変わらずでした。
国別では、OPECの盟主であるサウジアラビアは前月比日量2.5万バレル減の日量898.3万バレルでした。また、リビアは前月比日量21.9万バレル減となっております。
OPEC非加盟は前月比日量10.7万バレル減少の日量1406.8万バレルと、5ヶ月連続で減少。ロシアは前月比日量3.0万バレル減の日量905.9万バレルでした。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」全体では前月比日量30.4万バレル減少の日量4065.5万バレルと、減少に転じております。
2024年世界石油需要は前年比日量203万バレル増の日量1億0424万バレルとし、前月見通しから日量8万バレル下方修正。2ヶ月連続で下方修正しております。米中の需要見通しをやや引き下げたことが要因。
2025年は前年比日量175万バレル増の日量1億0599万バレルと、こちらも前月見通しから日量12万バレル下方修正。2ヶ月連続で下方修正しております。
OPECは「夏のドライブシーズンの開始が前年に比べて低調だったものの、輸送用燃料需要は自動車と航空が活発なため、引き続き堅調となる」との見方を示しております。
OPEC加盟国の原油生産量
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