国別 世界の金需要(四半期別)

↓クリックすると拡大します↓

 

産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が4月30日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2024年第1四半期(1-3月期)の世界金需要(宝飾品と投資需要の合計)は前年同期比0.2%減少の791.3トンと、3四半期連続マイナス。2023年第2四半期(753.3トン)以来の低水準でした。

2023年Q1と2024年Q1の世界金需要(宝飾品と投資需要の合計)を比較してみると、公表されている32ヶ国・地域内で、前年比で増加した国は14ヶ国、減少させた国は17ヶ国。最も増加した国は中国で、同33.1トン増加。一方で、最も減少させた国は米国で、同14.9トン減少。インドは同10.3トン増加しております。アジアの需要が増えた一方、米長期金利が高止まりする中で米欧は需要が振るわず。

 

国別 金需要(四半期別)

↓クリックすると拡大します↓

 

増減の大きかった上位5ヶ国(前年同期比)

増加させた国 減少させた国
国 名 前年同期比 国 名 前年同期比
中国 33.1トン 米国 -14.9トン
インド 10.3トン ドイツ -6.1トン
マレーシア 1.4トン スイス -5.4トン
韓国 1.2トン トルコ -4.3トン
ベトナム 1.1トン フランス -2.8トン

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。