世界の金需要(四半期別)

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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が1月29日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2025年10-12月期の世界金需要は前年同期比2.0%増加の1345.3トン。6四半期連続でプラスとなり、少なくとも統計が遡れる2010年以降で最高となっております。OTC(店頭取引)やその他需要を含めた世界金需要は同1.3%増の1302.8トンと、3四半期連続でプラス。少なくとも統計が遡れる2010年以降で最高となった前期(1303.0トン)と、ほぼ変わらずでした。

用途別に見てみると、公的機関の金購入は230.3トンと、同37.2%減少。ただ、21四半期連続で買い越しております。宝飾品需要は同19.4%減の441.5トンと、10四半期連続でマイナス。テクノロジー需要は同0.9%減の82.1トンと、3四半期連続でマイナスとなっております。

一方で、バー・コインなど投資用需要は同29.6%増の420.5トンと、5四半期連続でプラスとなりました。バーは同37.1%増の324.0トンと、5四半期連続でプラス。2013年第2四半期(446.3トン)以来の高水準となっております。コインは同9.5%増の96.5トンと、2四半期連続でプラス。2023年第2四半期(109.8トン)以来の高水準でした。金ETF(上場投資信託)関連の金需要は174.6トンと、6四半期連続でプラス(資金流入)となっております。

 

世界の金供給(四半期別)

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2025年10-12月期の世界金供給量は前年同期比1.3%増加の1302.8トンと、少なくとも統計が遡れる2010年以降で最高となった前期(1303.0トン)と、ほぼ同水準となっております。

内訳をみると、一次供給(鉱山生産量)は同0.8%増の936.4トンと、3四半期連続でプラス。二次供給(リサイクル量)は同2.4%増の366.4トンと、3四半期連続でプラス。2020年第3四半期(378.0トン)以来の高水準でした。

 

世界の金需給(四半期別)

2024年Q4 2025年Q4 前年同期比
鉱山合計 929.0㌧ 936.4㌧  +0.8%
鉱山生産 947.1㌧ 957.7㌧  +1.1%
ヘッジ(ネット・ベース) -18.2㌧ -21.3㌧
リサイクル 357.7㌧ 366.4㌧   +2.4%
総供給 1286.7㌧ 1302.8㌧   +1.3%
宝飾品 547.9㌧ 441.5㌧   -19.4%
宝飾品在庫 -23.6㌧ -3.5㌧   -
テクノロジー 82.8㌧ 82.1㌧ -0.9%
公的金購入 366.6㌧ 230.3㌧  -37.2%
投資(バー・コイン) 324.4㌧ 420.5㌧  +29.6%
バー 236.3㌧ 324.0㌧  +37.1%
コイン 88.1㌧ 96.5㌧ +9.5%
金ETF 20.4㌧ 174.6㌧
総需要 1318.5㌧ 1345.3㌧  +2.0%
在庫間移動 -31.8㌧ -42.5㌧
総需要合計 1286.7㌧ 1302.8㌧ +1.3%

※WGCの資料を基に豊トラスティ証券作成

 

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