国別 世界の金需要(年別)
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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が2月5日に公表した「Gold Demand Trends」によると、2024年の世界金需要(宝飾品と投資需要の合計)は前年比7.2%減少の3063.4トンと、3年連続で減少。金価格が歴史的高値圏で推移する中、2020年(2300.3トン)以来、4年ぶり低水準に留まった。
2023年と2024年の世界金需要(宝飾品と投資需要の合計)を比較してみると、公表されている32ヶ国・地域内で、前年比で増加した国は11ヶ国、減少させた国は21ヶ国だった。最も増加した国はインドで、同41.8トン増加。一方で、最も減少させた国は中国で、同94.2トン減少した。
国別で見てみると、中国は同10.4%減少の815.5トンでした。インドは同5.5%増加の802.8トン。2015年(857.2トン)以来9年ぶり高水準となっております。
国別 金需要(年別)
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増減の大きかった上位5ヶ国(前年比)
増加させた国 |
減少させた国 |
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国 名 |
前年比 | 国 名 |
前年比 |
インド |
41.8㌧ | 中国 |
-94.2㌧ |
タイ |
5.6㌧ | 米国 |
-42.6㌧ |
ロシア |
4.4㌧ | トルコ |
-39.1㌧ |
韓国 |
3.5㌧ | ドイツ |
-30.9㌧ |
日本 |
1.7㌧ | スイス |
-18.9㌧ |
※WGCのデータを基に豊トラスティ証券作成
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