NY金

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先週のNY金(中心限月)は、前週末比243.3ドル高の4680.6ドルで終了。5週連続で上昇しております。8月19日から24日まで4営業日続伸。19日に200日平均線を突破して4500ドル台を回復し、21日に5月14日以来の4600ドル台を回復しました。8月25日に4755.0ドルまで上昇する場面も見られるも、急ピッチな上昇に対する警戒感が強まる中、5営業日ぶりに反落。その後はイベントを控えて4600ドル台半ばで推移する中、ウォーシュFRB議長の講演を受けて、FRBによる早期利上げ観測が再燃する中で急落となりました。

ウォーシュFRB議長はカンザスシティー連銀主催の年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、「(米国の)インフレ率は高過ぎるままだ」との認識を表明。雇用情勢が安定して推移する中、基調的なインフレが2%に戻らなければ「やるべき仕事がある」と強調し、将来的な利上げを排除しない姿勢を示唆。この発言を受けて米金利が上昇。金利の付かない資産である金の投資妙味が薄れるとの見方が拡がり、売りが拡大。ドルが主要通貨に対して全面高となる中、ドル建て商品に相対的な割高感が意識されたこともあり、一時4495.0ドルまで下げるなど、200日平均線を割り込んで終了しております。

週明けの時間外取引も大幅続落となっているだけに、このまま心理的節目の4500ドルを割り込むようですと、6月30日の安値3955.4ドルから8月25日の高値4755.0ドルの上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準4449.6ドル辺りまで下げて来る可能性もありそうです。ただ、下げた場面では世界的な財政拡大傾向や「地政学的リスク」の高まりに対する懸念から、「安全資産」として買い拾われやすいとの見方はんうぇ強い模様。なお、今週は8月米雇用統計など複数の米雇用指標が発表されます。

 

SPDRゴールド・シェアの金保有残高

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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比4.85トン減少の1042.36トンと、減少に転じました。

世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比2.20トン増加の460.85トンと、2週連続で増加しております。

 

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