NY白金(日足)
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先週のNY白金(中心限月)は、前週比70.9ドル安の971.1ドルで終了。反落に転じております。
上昇一服感が強まり、1050ドルを挟んだ揉み合いが続いていたものの、相関性の強い金相場が急落したことが嫌気されて、6月4日は5月9日以来の1000ドル割れで終了。切り上がって来ている50日平均線がサポート・ラインとして意識されたことで、一旦は反発に転じたものの、5月米雇用統計を受けて再び金相場が急落したことを受けて6月7日に急落。50日平均線を割り込んだことでストップロスも巻き込んだ様で、967.7ドルまで下げる場面も見られております。
MACDが下げ基調を強める中、このまま50日平均線を上回れない様ですと、950ドル付近まで下げて来ることも想定されます。その場合、3月1日を起点としたアップ・トレンドを維持出来るか注目されますが、産金コストの上昇を受けて下値不安が和らぐ中、安値は買い拾われそうです。
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