NY白金(日足)

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比12.5ドル安の958.6ドルで終了。2週連続で下落となりました。

5月米雇用統計が労働市場の底堅さを示す内容となり、相関性の強い金相場が大幅安となる中、6月7日に急落。50日平均線を割り込みました。産金コストの上昇を受けてレンジが切り上がったとの見方が拡がっていただけに、1000ドルを維持出来なかったことへの失望感が大きかった様です。

その後も下値を切り下げる中、6月13日に945.7ドル、翌14日に947.5ドルまで下げる場面も見られたものの、終値では950ドルを維持しております。

テクニカル的にMACDは下げ基調を強めており、引き続き反発場面では戻り売り圧力が強いことが想定されますが、3月1日を起点としたアップ・トレンドや100日平均線がサポート・ラインとして意識される中、引き続き950ドルを維持出来るか注目されます。950ドルを維持出来ない様ですと、200日平均線辺りまで下げて来そうですが、欧州を中心に白金ETFの白金保有残高は引き続き増加しており、実需が買い支えそうです。

 

 

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