NY白金
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先週のNY白金(中心限月)は、前週比2.5ドル安の1628.1ドルで終了。8週連続で下落しております。
引き続き1600ドルを挟んだ揉み合いが続いている。6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受けて、FRBによる年内の利上げ観測が強まる中、ドルが対主要通貨に対して強含んでいるため、相対的なドル建て商品の割高感が意識されて上値の重い展開が継続。7月1日に1539.6ドルまで下げるも、テクニカル的に相対力指数(RSI)が節目の30%を割り込むなど、売られ過ぎ感が強まる中、安値は買い拾われております。
欧州中央銀行(ECB)主催の「ECBフォーラム」の討議に参加したウォーシュFRB議長は、金融政策の方向性には言及しなかったものの、議長就任後の4週間でインフレ期待やインフレリスクが「低下した」と発言。
また、6月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比5.7万人増と、市場予想(11.0万人増)を下回り、4月、5月分も下方修正されたことから、FRBによる早期利上げ観測がやや後退。見直し買いが入る中、1、2日は続伸。2日に1649.0ドルまで上昇する場面も見られております。
MACDが下げ止まりの動きを見せる中、心理的節目の1500ドルを維持したことで底打ち感が強まっているようです。週明けの時間外取引も続伸してスタートしているだけに、目先は5月13日を起点としたダウン・トレンドを上抜くことが出来るか注目されます。1700ドル台を回復するようですと、5月13日の高値2217.5ドルから6月25日の安値1547.7ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準1803.6ドルを意識した動きになることも想定されます。
また、今週は中国の蘇州で「上海プラチナ・ウィーク」(7月6~10日)が開催されます。中国では投資需要が増加傾向にあります。また、3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、「第15次5ヶ年計画」が採択され、科学技術の「自立自強」を推し進める方針が鮮明となる中、中長期的に産業需要が増加するとの見方もあり、強気な相場見通しが示されるか注目されます。
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