NY金
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先週のNY金(中心限月)は、前週末比94.9ドル安の4018.8ドルで終了。2週連続で下落となっております。6月30日に3955.4ドルまで下げるも、終値では心理的節目の4000ドルを維持。安値拾いの買いが入る中、その後6日まで3営業日続伸。6日に4215.5ドルまで上昇する場面も見られたものの、終値で4200ドル台を回復することは出来ず。上値の重さが意識される中、8日は急落となりました。
中東情勢が再度緊迫化し、原油相場が急伸する中、インフレ再燃懸念からFRBが早期に利上げに動くとの思惑が強まり、米長期金利が上昇。ドルが主要通貨に対して強含み、相対的なドル建て商品の割高感が意識される中で、辛くも4000ドルを維持していたものの、中東情勢の一段の悪化が警戒される中、16日に急落。終値では昨年11月6日以来の4000ドル割れとなりました。翌17日に3986.5ドルまで下げる場面も見られたものの、アジアを中心とした実需の買いや新興国を中心とした中央銀行の金購入が相場を下支えしたようで、急反発。4000ドル台を回復しております。
米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名してから17日で1ヶ月が経過しましたが、戦闘終結に向けた覚書は有名無実化しつつあり、交渉が再開するかは不透明な情勢。そのため、ドル高基調が再び強まっております。
また、FRBのウォーシュ議長は金融政策の先行き指針である「フォワードガイダンス」に否定的で、見通しを語ることに慎重な姿勢を崩していないため、米金融政策の先行き不透明感が強いようです。先週発表された米インフレ指標が市場予想を下回ったことを受けて、FRBによる早期利上げ観測がやや後退。一時高まっていた7月の利上げ観測は後退しているものの、上値の重い展開が続いております。なお、CMEが公表している「フェドウォッチ」によると、2026年末時点の政策金利が現行の3.50〜3.75%で据え置かれるとの見方は7月17日時点で21.1%に留まり、年1回以上の利上げ見込みは8割に近い数字となっております。
前述のように、アジアを中心とした実需の買いや新興国を中心とした中央銀行の金購入が、引き続き相場を下支えするとの見方は根強いようです。一方で、ドル高基調が続いているだけに、少なくとも来週開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)までは狭いレンジの動きが続きそうです。
SPDRゴールド・シェアの金保有残高
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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比3.43トン減少の999.02トンと、減少に転じました。7月17日に昨年9月25日(996.86トン)以来の1000トン割れとなったものの、週明け20日は前営業日比4.57トン増加となり、1000トン台を回復しております。
世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比1.11トン減少の461.36トンと、6週連続で減少。
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