NY金

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先週のNY金(中心限月)は、前週末比52.0ドル高の4070.8ドルで終了。3週ぶりに反発に転じております。

中東情勢が再度緊迫化し、原油相場が上昇基調にある中、インフレ再燃懸念からFRBが早期に利上げに動くとの思惑が強まり、米長期金利が上昇。ドルが主要通貨に対して強含み、相対的なドル建て商品の割高感が意識される中、辛くも4000ドルを維持していたものの、中東情勢の一段の悪化が警戒され始める中、7月16日に急落。終値では昨年11月6日以来の4000ドル割れとなりました。

翌17日に3986.5ドルまで下げる場面も見られたものの、アジアを中心とした実需の買いや新興国を中心とした中央銀行の金購入が相場を下支えしたようで、急反発。4000ドル台を回復しております。

底堅い動きを受けて安値拾いの買いが入り始める中、22日に4171.4ドルまで上昇する場面も見られるも、WTI原油が6月10日以来の90ドル台を回復する中、FRBによる早期利上げ観測が高まり、23日は急落。米長期金利が一時4.71%まで上昇し、昨年1月中旬以来1年半ぶりの高水準を付ける中、金利の付かない商品である金を手放す動きが強まったようです。ただ、米国とイランの攻撃の応酬が一時停止し、中東情勢の一段の悪化に対する警戒感が和らぐ中、引き続き安値は買い拾われており、4000ドル台を維持しております。

目先の弱材料の出尽くし感が強まってるものの、エネルギー供給の混乱に対する懸念は根強い上に、今週は「中銀ウィーク」となることから、様子見姿勢が強まりそうです。

28、29日の両日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されますが、CMEが公表している「フェドウォッチ」によると、2026年末時点の政策金利が現行の3.50〜3.75%で据え置かれるとの見方は7月24日時点で7.7%、年1回以上の利上げ見込みは9割を超えてきております。

7月の会合は政策金利を据え置くとの見方が多いものの、ウォーシュFRB議長は今月の議会証言で「インフレの高止まりを容認しない」と言及しており、会合後の記者会見でもインフレ抑制の姿勢を示すとみられていることから、据え置き見通しは62.6%に留まっております。ウォーシュ氏は金融政策の先行き指針である「フォワードガイダンス」に否定的で、見通しを語ることに慎重な姿勢を崩していないため、米金融政策の先行き不透明感が強く、サプライズに対する警戒感もあるようです。

 

SPDRゴールド・シェアの金保有残高

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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比10.27トン増加の1009.31トンと、増加に転じました。世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比0.87トン増加の462.23トンと、7週ぶりに増加に転じております。

 

 

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