日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比113.55円高の37552.16円で終了となり、続伸。昨晩の米国市場で主要株価指数が上昇したことを受けて、買われた様です。一時37817.78円を付ける場面も見られるも、主要企業の決算発表や4月25、26日の両日に日銀金融政策決定会合を控える中で様子見ムードが強く、高値を維持することは出来ず。上値の重い展開が続いております。
MACDが下げ基調が続いており、38000円が近づくにつれて戻り売り圧力が強まることも想定されますが、引き続き75日平均線を上回ることが出来るか注目されます。
米国の有名な格言である「Sell in May and go away(5月に売ってどこかへ出かけろ)」が意識される季節が近づく中、しばらくは上値の重い動きが続く可能性もありそうです。
なお、日銀の植田総裁は参院財政金融委員会で、2%物価上昇目標の持続的・安定的な実現の可能性が一段と高まっていけば「短期金利を引き上げていく」と表明。ただ、「具体的にどういうタイミングで、どういう幅でということは、現在予断を持ってはいない」とも説明しました。
また、鈴木財務相は閣議後記者会見で、円安の動向に関して「高い緊張感を持って見ている」とした上で、「あらゆるオプションを排除せずに適切に対応するという従来の方針は堅持する」と述べ、市場を牽制しております
参院財政金融委員会では、先週米ワシントンで開かれた日米韓財務相会合の共同声明などで為替に関する認識を共有したことに関して、「この先の適切な対応につながる環境が整ったのかということについては、そう捉えられてもいい」との見解を示しました。
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