日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比761.60円安の38471.20円で終了となり、続落。昨晩の米国市場で主要3指数が揃って続落したことや、中東情勢の緊迫化に伴い、引き続き投資家のリスクオフ姿勢が続く中、軟調な地合いを継続。

3月米小売売上高が市場予想を上回る中、FRBによる早期利下げ観測が後退。米長期金利が一時4.6%台半を付け、約5ヶ月ぶりの高水準となる中、日本の長期金利も一時0.875%と、2023年11月以来、5ヶ月ぶり高水準まで上昇。相対的な割高感が意識され易い半導体関連株を中心に売りが広がった様です。4月5日の安値38774.24円を割り込み、38322.32円まで下げる場面もみられております。

テクニカル的にMACDが下げ基調を強める中、本日は一目均衡表の雲に入り込んで終了。そのまま、3月12日の安値38271.38円を割り込む様ですと、年初来安値を付けた1月4日安値32693.18円から年初来高値となっている3月22日の高値41087.75円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準37881.02円や昨年10月30日を起点としたアップ・トレンド辺りまで下げて来ることも想定されます。

なお、地金商大手の田中貴金属工業が発表した国内金小売価格は1グラム=13063円と、初めて13000円台に乗せて来ております。

 

 

 

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