NY金
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先週のNY金(中心限月)は、前週末比149.6ドル安の4096.3ドルで終了。
6月17日に4403.6ドルまで上昇するも、200日平均線を上抜くことが出来ず。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受けて、FRBによる年内の利上げ観測が強まる中、ドルが対主要通貨に対して強含んでいるため、相対的なドル建て商品の割高感が意識されて売りが拡大し、18日から24日まで4営業日続落。24日に11日の安値4046.2ドルを下回り、一時3975.7ドルまで下げるなど年初来安値を更新。昨年11月6日以来の安値を付けております。翌25日も一時3976.3ドルまで下げるも、終値では節目の4000ドルを維持。
5月米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比4.1%上昇と、伸び率は前月(3.8%上昇)から加速したものの、市場予想と一致したため、FRBによる利上げ観測への警戒感がやや和らぎ、ドル高が一服。そのため、売り方のショート・カバー(買戻し)を中心に買い拾われる中、25日と26日は続伸しております。
世界最大の金ETFであるSPDRゴールドの金保有残高は再び減少傾向にあります。新規株式公開(IPO)を実行したスペースXや人工知能(AI)関連株の方が上昇が見込めるとの見方から、投機資金をシフトする動きが出ているようです。
FRBによる年内の利上げ観測が強まる中、ドル指数が一時101.80まで上昇し、昨年5月以来約1年ぶり高水準を付けるなど、ドルと逆相関の関係にあると言われる金相場は、引き続き上値の重い展開が想定されます。なお、CMEが公表している「フェドウォッチ」によると、2026年末時点の政策金利が現行の3.50〜3.75%で据え置かれるとの見方は6月26日時点で23.0%、年1回以上の利上げ見込みは依然8割に近い状態にあります。
週末に6月米雇用統計の発表を控えて、今週は様子見姿勢が強まりそうですが、引き続き心理的節目である4000ドルを終値で維持出来るかが焦点となりそうです。底打ち感が強まるようですと、4月17日の高値4917.7ドルから6月24日の安値3975.7ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準4335.5ドルを意識した動きになることも想定されます。
一方で、終値で4000ドルを割り込むようですと、昨年10月28日の安値3901.3ドルを意識した動きとなりそうですが、中銀を中心とした実需の買いが相場を下支えするとの見方は依然多いようです。
SPDRゴールド・シェアの金保有残高
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最後に、世界最大の金ETFである「SPDRゴールド・シェア」の金保有残高は前週末比15.42トン減少の1005.08トンと、減少に転じました。
世界第2位の金ETFである「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」は前週末比6.55トン減少の465.55トンと、3週連続で減少。
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